穐近祐

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新興宗教イエス福音教団開祖。1904年生まれ。鳥取県出身。夫人がアメリカでラジオを聴いているうちに新興宗教に洗脳され、その影響で新興宗教の信者になる。

脱福者の証言によると、説法は信者を威圧的ににらみつけ怒鳴り散らし、「みなさーん、きちがいにならないといけないんですよ!わかりましたか?(ドンドンドンと机をたたく)エイメーン」などという教養が感じられないものであったという。戒律で病院にいくのを禁止していたため、イエス福音教団とかかわって命を落とした者もいる。また夫婦喧嘩をすると破門という変な戒律もあった。

「謙遜」「聖潔」を説いていたが、弟子の滝元明が教会を大きくしたのを批判したところをみると、自分を超える者は許せない嫉妬深いタイプだったらしい。また晩年は弟子たちが皇室伝道や世界の終末を騙っていたのを知りながら指導した形跡は全くなく、これは弟子たちの上納金や彼らの教会でときおり開催してくれる自らの講演会の講師料に大きく頼っていたためであろう。まったくもって「謙遜」「聖潔」とはほど遠い人物であった。

1919年に両親とアメリカに農業移民したと教団では経歴を説明しているが、この時期の日本やアメリカの状況では農業をするために移民したという説明はきわめて不自然なものであり、これはあくまで大本営発表である。帰国してたちあげたイエス福音教団が本部を東京郊外におき、鳥取には伝道所ひとつ作っていない事実からみて、故郷に足を踏み入れにくい事情があったようだ。