「ターコイズブルー」の版間の差分

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<nowiki>'''ターコイズブルー'''(turpuoise blue)は[[青|青色]]の[[セラミックス|セラミック]][[顔料]]で、[[ジルコン]](ZrSiO<sub>4</sub>)を母格子とし、これに[[バナジウム]]が固溶したもの。'''トルコ青'''(-あお)、'''バナジウムジルコニウム青'''(-あお)、'''バナジウムジルコンブルー'''(vanadium zircon blue)とも呼ばれる。ジルコン系のセラミック顔料のうち最も早く開発され、その後[[プラセオジムイエロー]]や[[サーモンピンク]]も実用化されるようになった。
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'''ターコイズブルー'''(turpuoise blue)は[[青|青色]]の[[セラミックス|セラミック]][[顔料]]で、[[ジルコン]](ZrSiO<sub>4</sub>)を母格子とし、これに[[バナジウム]]が固溶したもの。'''トルコ青'''(-あお)、'''バナジウムジルコニウム青'''(-あお)、'''バナジウムジルコンブルー'''(vanadium zircon blue)とも呼ばれる。ジルコン系のセラミック顔料のうち最も早く開発され、その後[[プラセオジムイエロー]]や[[サーモンピンク]]も実用化されるようになった。
  
 
[[ジルコニア]](ZrO<sub>2</sub>)、[[二酸化ケイ素]](SiO<sub>2</sub>)に[[バナジン酸アンモニウム]](NH<sub>4</sub>VO<sub>3</sub>)を配合し、さらに鉱化剤として[[フッ化ナトリウム]](NaF)、[[塩化ナトリウム]](NaCl)、[[塩化アンモニウム]](NH<sub>4</sub>Cl)を添加し800~900℃で焼成、粉砕し熱湯で鉱化剤を除去して得られる。
 
[[ジルコニア]](ZrO<sub>2</sub>)、[[二酸化ケイ素]](SiO<sub>2</sub>)に[[バナジン酸アンモニウム]](NH<sub>4</sub>VO<sub>3</sub>)を配合し、さらに鉱化剤として[[フッ化ナトリウム]](NaF)、[[塩化ナトリウム]](NaCl)、[[塩化アンモニウム]](NH<sub>4</sub>Cl)を添加し800~900℃で焼成、粉砕し熱湯で鉱化剤を除去して得られる。

2018年2月16日 (金) 22:54時点における最新版

ターコイズブルー(turpuoise blue)は青色セラミック顔料で、ジルコン(ZrSiO4)を母格子とし、これにバナジウムが固溶したもの。トルコ青(-あお)、バナジウムジルコニウム青(-あお)、バナジウムジルコンブルー(vanadium zircon blue)とも呼ばれる。ジルコン系のセラミック顔料のうち最も早く開発され、その後プラセオジムイエローサーモンピンクも実用化されるようになった。

ジルコニア(ZrO2)、二酸化ケイ素(SiO2)にバナジン酸アンモニウム(NH4VO3)を配合し、さらに鉱化剤としてフッ化ナトリウム(NaF)、塩化ナトリウム(NaCl)、塩化アンモニウム(NH4Cl)を添加し800~900℃で焼成、粉砕し熱湯で鉱化剤を除去して得られる。

緑色がかった青色を呈し、あらゆるタイプの釉薬に使用できる。